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おぼろ月夜の館

おぼろ月夜の館[斑山文庫]

いで湯の街、野沢温泉村に建つおぼろ月夜の館《斑山文庫》は、文部省唱歌「春が来た」「故郷」「朧月夜」などの作詞者で、歴史に残る偉大な国語・国文学者である高野辰之博士(1876〜1947)の業績とその人柄を称えた記念館です。
館内では随時、特別展、企画展、コンサートなども開催し、ミュージアムショップなどもあります。

おぼろ月夜の館 斑山文庫
唱歌が奏でられる・・・菜の花の里

国語、国文学者であり、文部省唱歌「朧月夜」、「故郷」など数多い名曲の作詞者であった高野辰之博士の記念館。
博士を偲び、その人柄と業績を顕彰しようと、おぼろ月夜の館斑山文庫」を核とした菜の花広場が平成2年10月にオープンし周囲は季節の草花が植えられた菜の花広場として整備されました。斑山文庫の塔のなかには8つの鐘が取り付けられ、昼・夕方など定時に高野辰之博士が作詞した"朧月夜"などの唱歌が奏でられます。館内は1階が資料展示室、2階が小ホールと収蔵庫。入り口正面には菜の花畠をイメージしたステンドグラスがはめ込まれています。野沢温泉に対雲山荘という名の別荘をもっていた博士を偲び、その人腹と業績を顕彰しようとたてられたここには、博士の資料著書などが展示されています。企画展示室では随時、野沢温泉ゆかりの文化人を紹介する特別展を開催。

また、昼夕定時建物の塔のカリヨンから博士作詞の「朧月夜」などの唱歌が奏でられます。
喫茶コーナーもあるので、ゆったりティータイムはいかが。

おぼろ月夜の館の詳しい情報・詳細はこちらをご覧下さい。http://www.dia.janis.or.jp/~hanzan/

高野辰之博士

学問の歴史の残る偉大な国語国文学者であり、数多い名曲の作詞者でもあった高野辰之博士。
斑山と号された博士は学問研究の生涯において、広く収集された古今の書画の類は数多く、学問上日本文学の面から見ても大変貴重なものです。それらは博士の収蔵書画目録などに登録されています。博士は書画を保存するため、昭和3年、庭の一隅に2階建ての厚壁の土蔵造りの書庫を母屋とは別にたて斑山文庫と称されました。

文庫は昭和20年の東京大空襲にも耐え、貴重な品々を今に伝えます。ここ野沢温泉の斑山文庫は、博士のご子息高野正巳先生のご好意によって、東京代々木から移されたものです。
晩年、野沢温泉の麻釜の地の廃屋を買い求め、対雲山荘と名付けて別荘としました。そして昭和22年にはここに隠棲(いんせい)し同年71歳の生涯をこの対雲山荘で閉じました。有名な「朧月夜」の詩は、菜の花(野沢菜の花)のふるさと野沢温泉で心うたれた風景を詠ったものだといわれています。